2006年12月14日

深夜のファミレス実況中継。

今日も働きました。明日も朝早いので、起きられるか心配ですガ-ン

終電で帰って近所のファミレスで遅すぎる夕食を食べ終わって更新をしようとしたら、

隣の席に若いカップルがやってきました。

男は髪が長いときの安貞桓(あん・じょん・ふぁん)そっくりで(髪型だけ)、女性はキレイからややキレイをマイナスした感じです。男は無職らしく、女性がしきりに「そろそろ働いてよ」とか言っていますうわーん男が「ホストでもやって年収2000万ぐらい稼ぐか」とか夢物語を語り始めました。女性は「ホストは30すぎると世間の目が冷たいよ」とまじめに諭しています。それでも「知り合いの人で44ヶ月ナンバーワンの人がいる」と自分に全く無関係な実例を上げてきました。「ところで44ヶ月って何年?」と割り算のできない男に対して、「4年弱」と即答する彼女。明らかに女性の方が賢そうです。

「田舎に行ってのんびりするか」という世間を知らない男は「じゃ、オレが小樽でオマエは長野にいて、週末に仙台あたりでデートしよう」と突拍子もないプランをぶち上げました。最早常人には理解不能です。それでもラブラブハート風な彼女は、「もっとまじめに将来のこと考えてよね」と優しく語り掛けます。ボランティアなのでしょうか。

男は懲りずに「それじゃいっそのこと、沖縄沖縄本島でも行く?」と安易な沖縄移住を計画し始めました。。まさか隣の席で私が「沖縄移住を目指すビジネスマンの備忘録」をアップ中とは夢にも思っていないはずです。ていうか、私がビツクリしましたびっくり!

ひとしきり話が一段落して、彼女がトイレに発つと男は店員を呼びつけました。そして、

「バターください」

と驚愕のキラーパスを繰り出しました。

思わず店員も、

「ば、バター・・・ですか!?」

と一瞬反応が遅れます。そりゃそうです、メニューのどこを探してもバターは載ってません(当然か)。

しぶしぶバターをサーブする店員。しかし、男はせっかくゲットして半分にスライスしたバターを床に落としてしまいます。どこまでもメイク・ミラクルです。

そこに彼女が戻ってきて一言、

「また、バターもらったの?」

本日が初犯じゃないことが判明しました。

長い沈黙のあと、男が「は~ぁ、将来どうなるんだろ?」と未来の自分に問いかけました。それは私も知りたいところです。そして「小樽に帰りたいなあ」と故郷への想いを馳せているようです。やっとナゾの一つが解けました。男は親元に帰省(寄生?)すればいいのですが、それでは彼女が救われません。「それじゃ、マリはどうなるの?」と彼女でなくとも突っ込みたいところです。男はやっと「ついてこいよ」と男気を見せますが、NEETの小樽逃避行にひょこひょこ着いていくほど彼女はおバカではないようです。

結局将来に向けての骨太の方針は出されないまま、二人を帰路(岐路?)に着きました。

P.S この物語は全てフィクションです(笑)。




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Posted by うさばらし at 02:17│Comments(0)移住
 
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プロフィール
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うさばらし
東京在住。沖縄移住を画策中。泡盛、ソーキそば、ゴーヤ、タコライスを愛するなりかけ経営プロフェッショナル。
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