2006年10月23日

小さなチームは組織を変える ネイティブ・コーチ10の法則

泡盛のシークヮサー割りを呑みながら書いてますニコニコ

(おそらく)日本で最も有名なコーチング・ファーム、コーチ・エィ及びコーチ・トゥエンティワンの社長による著書。2004年の発刊はコーチ・エィがらみでは古い部類に属するイメージがあるが、逆に理論が先行しておらず「ネイティブ・コーチ」の事例をふんだんに盛り込んだ構成が、内容を身近に感じさせる。

チームワークを重視するというスタンスには非常に共感するし、仲間同士でコーチングができる前提は「安全」であるというのも納得。Linuxをチーム・コーチングという視点で見直すなんて流石だわ。意外とコーチングとWeb2.0は近いところにあるのかも。

ヒューマンモーメント、人間らしい関わりは意図して創るものだというのも納得。自分も努力中のポイントなので余計に感じ入る。

この本で一番の読みどころは「なぜ部下は黙ってしまうのか」であろう。自分の部下が黙るよりは、自分が上司に対して黙ってしまう経験を多くしている自分としては、なるほど、こういう理由があり得るのか~と我が身を振り返ったのだった。

部下を持つ人、チームを引っ張る人、チームメンバーとしてチームを変えたい人、必読。

小さなチームは組織を変える

小さなチームは組織を変える ネイティブ・コーチ10の法則




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Posted by うさばらし at 00:01│Comments(0)コーチング
 
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プロフィール
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東京在住。沖縄移住を画策中。泡盛、ソーキそば、ゴーヤ、タコライスを愛するなりかけ経営プロフェッショナル。
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